12/21は今年最後のレキバナ会でした。テーマは天草にコレジヨがあったキリシタン黄金期の様子です。クリスマスが近いこの時期に何ともぴったりなテーマでありました。とかく殉教の島、悲劇の島と言われることの多い天草ですが南蛮文化華やかなりし天草を知るとまた違ったみかたができるのかと思いました。
個人的興味深いのは印刷機の運用において天草の職人たちの関わりがあった可能性があること。天草本の製造にコレジヨの中だけでなく天草の地域の職人、技術者の手が加わっていたとしたらそれはすごいことだと思います。当時、ヨーロッパをしのぐほどの規模を誇った天草出版事業を住人が支えていたとしたらわくわくします。